高校野球2021 準々決勝展望

京都国際ー敦賀気比

3回戦でともに完投した両エースの出来がカギになる。京都国際は効果的な本塁打、敦賀気比は繋がりで大量得点を挙げるなど得点力はほぼ互角。相手の得意な展開に持ち込ませない投球が求められる。

石見智翠館ー智弁和歌山

攻守に盤石な智弁和歌山が一枚上。序盤から本来の力を発揮すれば一方的な展開も考えられる。石見智翠館は投手陣が智弁和歌山打線を3点以内に抑えたい。その上で得意の機動力がハマり得点できれば勝機は出てくる。地道に1点ずつ重ねていきたい。

明徳義塾ー智弁学園

準々決勝屈指の好カード。打力の高い智弁学園がリードする。さらに西村、小畠と投手力にも厚みがあり総合力が高い。対する明徳義塾は相手によって戦法を使い分ける試合巧者。それを発揮するためにも先発する投手の出来がカギを握る。3点以内の勝負に持ち込めば明徳義塾のペース。

神戸国際大付ー近江

ともに力のある投手の継投策に勝負強さが光る打線を擁しており非常に見応えがある対戦。投手の出来も当然ながら犠打の精度や堅実な守備も求められる。ポイントは神戸国際大付が試合運びの上手い近江相手に序盤からリードし主導権を奪えるか。